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  • 2013年7月6日開催/PPCS 豚の心臓を用いたWetlab レポート

毎年ご好評頂いているセミナーの一つである豚の心臓を用いたWetlab、
今回も大盛況にて終えることができました。

最初に、杏林大学麻酔科の山田達也先生より臨床においても心臓の3次元的解剖を理解することの重要性、そしてそれを臨床にどう活かすか、という部分に重点を置きながら分かりやすく解説して頂きました。
二つ目に東京ベイ医療センター・ハートセンターの渡辺弘之先生より「完全な手術のためのTEE講座」ということで、心臓の解剖から心エコーでの画像、実際の手術手技など幅広く解説頂きました。技術や知識はもちろんですが、心臓外科医とのコミュニケーションと信頼関係の重要性について改めて考えさせられるご講演でした。

心臓の解剖実習では、京都府立医大の心臓血管外科の山岸正明先生にご指導頂きました。今回は、今までと違ったアプローチで解説頂き、解剖しているにも関わらず、最終的には大動脈弁と僧帽弁を開かずに残した形態でした。形態を残しており、それぞれの弁の位置関係や内部構造を観察できる解剖でしたので、特にTEEを使用している方には、日頃観ている画像イメージと実際の心臓構造がつながる、大変分かりやすい実習になったのではないかと思います。

2次元画像を読み解くには、やはり3次元構造を正確に理解することが必須ですね。
来年も企画予定ですので、ご興味のある方は是非次回ご参加ください!

Wetlab2013 フォトコレクション

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